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7.5 インストーラを作成する
ファイル類の準備ができたら、
PackageMaker を使ってインストーラを作ります。
● PackageMaker を起動すると、
「Installer Interface」タグが選択されたウィンドが現れます。
「Title」「Description」に必要事項を記述します。
Fig. 1:
「PackageMaker-Installer Interface」
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● 「Contents」タグではインストールするファイルを置いてあるディレクトリ
「OSX-WS/ROOT」を指定し、
全体を圧縮する為に「Compress Archive」にチェックを付けます。
Fig. 2:
「PackageMaker-Contents」
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● 「Configuration」タグでは以下の設定をしています。
- Default Lacation
インストール先を指定します。
ここではルートディレクトリ「/」を指定します。
- Authorization
インストール時に必要な権限の指定
root の権限を与えます。
- Post-Install Action
インストール後の動作を指定します。
login のし直しで大丈夫な筈ですが、
大事を取ってここではリスタートするように指定しています。
- Flags: Root Volume Only
インストール先のボリュームを起動ボリュームに限るか否かの設定です。
当然チェックを付けておきます。
- Flags: Follow Symbolic Links
インストール先がシンボリックリンクであった場合に、
そのシンボリックリンクを認めるか否かの設定です。
チェックを付けないとそのシンボリックリンクを消してしまうので、
チェックを付けておきます。
ただし、これはあくまで保険として付けておくもので、
インストール・ファイルを置いておく「OSX-WS/ROOT」以下の段階で
/etc 等シンボリックリンクに向けたディレクトリを作らない事が大事です。
その他のフラグは必要に応じてチェックして下さい。
Fig. 3:
「PackageMaker-Configuration」
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● 「Scripts」タグではスクリプト・ファイルを置いてあるディレクトリ
「OSX-WS/Resources」を指定します。
Fig. 4:
「PackageMaker-Scripts」
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● 「Package Version」タグでは、その名の通り version を記述します。
図 5:
「PackageMaker-Version」
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● 全部設定し終わったら保存した後に、
「Project」→「Build...」でインストーラを作成します。
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KOBAYASHI Taizo
平成20年7月3日