そもそもディストリビューターの本分は、
機能群としてのソフトウェア群の配布ではなくて、
ソフトウェア群を機能させることです。
このディストリビューションの直接的な目的は、
TeX や emacs を用いて仕事をしている人が、
MacOS X 上にストレス無く即座に仕事に掛かれる環境を構築し、
且つ、計算機のメンテなすから解放される事
と
大学や研究機関等の計算機管理者が、
MacOS X 上に独自の研究環境を簡単に築き管理する事
にあります。
つまり、OSXWS は環境を提供する のであり、
個々のソフトウェアの粒度でのデフォルト設定等は議論の対象外です。
念頭に置いている TeX, emacs 環境は
大学で支持を得ている
Vine Linux
です。
この Vine Linux の中で日々の仕事に必要なパッケージを
MacOS X に合わせて構築し直した物と、
MacOS X 上の便利なソフトを組み合わせたものが MacOS X WorkShop の実態です。
現在公開しているパッケージは
MacOS X WorkShop 固有の拡張を施してあるパッケージの内容に関しては
「
パッケージメモ
」をご覧ください。