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7.4 インストールする手順を所定の各ファイルに記述する
ソフトをインストールするには、
インストールしようとしている環境が適切であるか確認する必要がありますし、
ファイルを所望の位置に置いた後に、
某かのお決まりの設定をする必要がある事もままあります。
ここではその様な手順を実現する方法を述べます。
PackageMaker Help に記述がありますが、
インストーラが行う手順は以下になります。
- InstallationCheck
- VolumeCheck
- preflight
- preinstall or preupgrade
- (INSTALLER EXTRACTS AND INSTALLS THE PACKAGE'S CONTENTES.)
- postinstall or postupgrade
- postflight
MacOS X WorkShop ではこの中の、
InstallationCheck, postinstall, postupgrade を利用
しています。
以下順次説明していきます。
- InstallationCheck
-
「Distribution」の「Requirements」タグで全て行います。
ここでは、
インストールしようとしている環境が適切であるか
を確認します。
している事は、
- MacOS X のヴァージョンが適切か?
- X11 がインストールされているか?
- Xcode がインストールされているか?
- apt をチェックしてOSXWSが既にインストールされているか?
- gcc がインストールされているか?
のチェックと、
状況に応じたメッセージの表示です。
注意!
“Pass if” の “false” は機能しません!!。
“Pass if” で “true” にして hoge.pmdoc/index.xml を編集して
operator="eq" を operator="ne" にして対処します。
- postinstall, postupgrade
-
「OSX-WS/Resources/postinstall」がスクリプトの実態で、
「OSX-WS/Resources/postupgrade」は、現在
postinstall へのシンボリックリンクです。
ここでしている事は、
- rpm database の初期化
- 基本パッケージ OSX-{Preferences,X11,system}*
のインストール
- ドットファイルを各ユーザーへ配布
です。
最後に、
「OSX-WS/{Welcome,ReadMe,License}.rtf」
を作っておきます。
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KOBAYASHI Taizo
2012-09-03