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5 rpm パッケージを開発する

お願い!
ディストリビューションとしてのパッケージ開発は、
「環境」という都市を開発する様なものです。
ライブラリの依存関係から MacOS X WorkShop としてのデフォルト設定まで
ディストリビューションとしての整合性・一貫性に気を配って下さい。

ここでは MacOS X WorkShop のパッケージを開発する方法を述べます。
コマンドは rpm ではなく rpmbuild を使います。

MacOS X WorkShop に固有の事項について説明しますので、
一般的な rpm パッケージの作成方法は、
Vine Linux の Making RPM や、
Momonga Linux の Specfile-Guidance を参考にしてください。

亦、パッケージに固有の項目に関しては パッケージメモ を参照して下さい.

尚、

	$ rpm -i hoge-1.0-1osx10.6.src.rpm

とすると、
spec file は ~/rpm/SPECS に、
source files は ~/rpm/SOURCES に、
それぞれ入ります。

apt tree に在る rpm source package を利用するのであれば

	$ cd ~/rpm/SRPMS
	$ apt-get source hoge

とすると、
hoge の source package が ~/rpm/SRPMS にダウンロードされた後に
spec, source files を所定の位置に展開してくれます。

パッケージを作るには

	$ cd ~/rpm/SPEC
	$ rpmbuild -ba hoge-osx.spec

すると、hoge の source package が ~/rpm/SRPMS に作成され、 binary package が ~/rpm/RPMS 以下の適当なディレクトリに 作成されます。



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KOBAYASHI Taizo
平成23年8月24日