Up: 5 rpm パッケージを開発する
Previous: 5.1 設定ファイルの編集
Next: 5.3 rpm macro
5.2 spec file
ここでは MacOS X WorkShop 固有の spec file に関する方針を述べます。
spec file は MacOS X WorkShop のものと判別し易くする為に、
ファイル名を(Name)-osx.specにして下さい。
- Version, Release
- rpm のパッケージは
(Name)-(Version)-(Release)-(architecture).rpm
の形をしています。
(Name), (Version) はパッケージングするソフトに依存するので
一意に決定されますが、
(Release) の付け方は
ディストリビューション毎に取り決めがあるのが普通です。
MacOS X WorkShop では VineLinux に倣い
- SnowLeopard
- (release number)osx10.6
と付ける事にします。
(architecture) は特に指定しなければ x86_64 になります。
スクリプトやドキュメントだけのパッケージでは
BuildArch: noarch
を指定すると noarch になります。
尚、noarch 以外の殆どパッケージは fat になっています。
- defattr
- %files セクションに、そのパッケージに含まれるファイルを
書き込みますが、
それらのファイルのオーナーとグループを
指定してやる必要があります。
それが %defattr タグです。
MacOS X WorkShop では、
%defattr(-, root, wheel)
を標準にします。
Up: 5 rpm パッケージを開発する
Previous: 5.1 設定ファイルの編集
Next: 5.3 rpm macro
KOBAYASHI Taizo
平成23年8月24日